amadananaの旗艦店は、表参道ヒルズ店ですが、その3周年記念として、漆塗りのUSBメモリとイヤホンが、表参道ヒルズ店とオンラインストアで販売されます。発売は3/5、それぞれ20個限定。
昨年も同様に発売されましたが(→アマダナUSBメモリ、表参道ヒルズ2周年限定モデル | エキサイトイズム)、この時はアルミニウム製で無機質でクールなデザインでした。
今回、なぜ漆が採用されたか。実はブランド名からきているようです。amadanaとは“尼棚”。江戸時代、漆器を扱う店が集まる一帯(現在の東京・日本橋室町一丁目付近)は、そう呼ばれており、「日本ならではの繊細にして大胆な感性、そして高度な技術力を結集し、かつてなく美しい「カデン」を世界に発信していこうという志が込められて」いるのだとか。(エキサイトイズムセレクトショップ:amadanaより引用)
なるほど、だから「漆」なのですね。納得。USBメモリには、おまけとして、表参道ヒルズという文字がデザインされた壁紙とスクリーンセーバーもついてくるそうです。
なんとも、シックなデザインですね。「朱」色というのが特に素敵。
ちなみに、「朱」は日本の伝統色。よく神社の鳥居なんかに使われていますが、あれは、魔除けの意味があるとか、中国古来から伝わって貴人しか身につけることが出来ない貴色だったため、神様のおわす場所に使用されたとか言われているらしいです。
そういえば、表参道ヒルズと言えば、こんな状況(カトラー:katolerのマーケティング言論: 「表参道ヒルズ」シャッター通り商店街 ~ブランド突然死の時代~ )になっているようなのですが、大丈夫なのでしょうか?
今のような不景気で、新しいブランド店がぞくぞく入るとも思えないですしねぇ。個人的には新しい表参道ヒルズよりも、同潤会青山アパートを取り壊して作られた、隣接している「同潤会」の方が好きなので、ああいう感じに全部すればよかったのになーと思ったり。
amadanaのイヤホンは、知り合いによると「純正のイヤホンとは圧倒的に音が違って聞こえる」らしいので、iPodユーザーにプレゼントするにはいいかもしれませんね。お値段は、USBメモリは10,500円、イヤホンは16,800円です。
【関連サイト】
amadana – store 2009amadana(アマダナ)表参道ヒルズ店3周年記念モデル
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